99.2.5 寮委員長による99.2.4取り壊し事件の経過報告

 駒場寮委員長です。先日2月4日(水)の午前8時頃から、ガードマン約300人を導入した暴力的な工事が強行されました。この日は全くの平日であり、テストも始まっています。学部当局は、事前になんの説明もなく、交渉要求を一方的に破棄した上での暴挙です。
 先日1月24日の突然の強行工事同様、今回の「取り壊し」工事でも公然と暴力が振るわれました。学生1人に対し5人から10人のガードマンが取り囲み、学生になるべく見えないようにした上で殴る、蹴る、踏みつける、投げ飛ばす、乗りかかる、などやりたい放題でした。
 さらには、今回の工事の際には、現場付近の南ホール前だけでなく、寮全体を虎ロープで取り囲んで北寮、中寮それぞれにガードマンが張り付いて学生の出入りを妨害しました。工事とは全く関係のない場所にまでこういった実力的行為を公然と執り行ってきたのです。
 工事は10時前には終了し、現在南ホールは周囲を完全に取り囲まれた形となってしまいました。当日来ていた教官は、今回もただ腕を組んで笑っているだけで、暴力を容認しているような状況です。モラルのかけらも感じられません。
 私たち駒場寮委員会は、話し合いによる解決を否定し、暴力で学生の意見を押しつぶすといったまさに独裁者の姿勢をとり続ける学部当局に対し断固として抗議し、南ホールの復旧並びに存続を求めていきたいと思います。
 これからも駒場寮に注目していただき、圧倒的な支援をよろしくお願いします。

2月6日 駒場寮委員会 文責:寮委員長

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